第3回 肥後屋の「うな重」

「一番寿司」のご主人、朝隈さんのオススメは、
天文館・肥後屋の『うな重』
一番寿司さんも仕入れるという、老舗のうなぎ屋さんに伺いました。

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一番寿司店主 朝隈さん
肥後屋さんは天文館でも老舗の鰻屋です。
ウチで使ううなぎもこのお店から仕入れてるんです。
創業当時から使われ続けている秘伝のタレが、とても美味しいんですよ。

menu_icon.gif著名人も集う、天文館の老舗
創業80年余にもなるという老舗、『肥後屋』。
現在は2代目店主の肥後幸男さん(65)と3代目の幸治さん(40)がお店を運営されています。
『一番寿司』さんをはじめ、40軒ほどのお鮨屋さんにうなぎを卸していることからもその品質の確かさ、美味しさが伺えますね。

肥後屋のうなぎは各界の著名人にも知られていて、
新日本プロレスのアントニオ猪木さん、
藤波辰爾さん
元タイガーマスクの金本浩二さんなどからも贔屓にされているんだとか。
アントニオ猪木さんの年間ダイアリー「イノ記2008」にも、肥後屋のうなぎを食べる猪木さんの写真が紹介されていました!
なんと、少年隊などジャニーズ事務所の皆さんも食べにくることがあるそう!!
豪華な顔ぶれですね〜。





menu_icon.gif鹿児島では珍しい”関西風”うなぎ
伝統のあるお店ながら、店内はお蕎麦屋さんのような気軽な雰囲気。
店主の
幸男さん、幸治さんも気さくな方で、誰でも楽しくお食事をいただけます。

メニューは、シンプルにうな丼とうな重のみ。
うなぎといえば養鰻全国NO.1の鹿児島ですが、
肥後屋のうなぎは
熊本の八代から仕入れているんだとか。

『仕入れにはやはり質を重視していますね。』
と幸男さん。
より質のいい鰻を求めて、時には仕入先を変えることもあるそう。

初代が大阪で修行したこともあり、
うなぎの焼き方は、鹿児島では珍しい関西風。


ちなみに、鰻を背開きにしていったん蒸し上げたものを焼くのが関東風。
腹開きにして、蒸さずに焼くのが関西風。
背開きで蒸さずに深めに焼くものが九州風なんだとか。

関西風は、身にハリ・弾力がある、ふっくらとした焼き上がりが特徴です。




menu_icon.gif美味しさの秘密は、焼き方と秘伝のタレ
鰻の職人は「串打ち三年 割き八年 焼き一生」という言葉があるほど難しい職業。
一匹一匹の大きさ・形・脂のノリや、炭の火加減など、
その状況を見ながら丹念に拵えていきます。


その中でも特に炭焼きは難しいそう。
『炭は生き物』だと幸治さんは言います。
同じ種類の炭を使っても、同じ火加減にはならないので、その都度注意が必要なんですね。

ちなみに炭は日向木炭の樫小丸(かしこまる)を使用。
肥後屋のうなぎの特徴、割き方にはこの炭が一番合うそう。
上質の炭は固くて火持ちがよく、炎が出ないので熱が全体に行きわたり、
美味しいウナギが焼けるのだとか。

焼きながら塗っていくのは、少し甘めの秘伝タレ。
創業以来の継ぎ足しながら大事に使っているもので、特別に調合された醤油からつくられているそう。

丁寧に仕上げられ、お重に入ったうなぎは見るからに美味しそうです!



肉厚でふっくらとした旨みは、他の店では味わえない格別の美味しさ!

うな重には肝の醤油甘煮と、同じく肝のお味噌汁がついています。
うなぎの肝を贅沢に使用したお料理は、他のお店への卸もされている肥後屋さんだからこそ提供できる逸品です。

menu_icon.gifプロに聞くワンポイント!
家庭でもできる、美味しいうなぎの食べ方についても伺ってみました!
うなぎの見分け方
うなぎは色が真っ黒ではなく、黒に近い青っぽいウナギが美味しいのだそう。
スーパーなどで見かける中国産のウナギは黒より白っぽい灰色に近い色になっているんだそうです。
市販のうなぎを美味しくいただくには?
フライパンにうなぎを並べて、日本酒と付属のたれをかけ、蓋をして蒸らすような感じで温めます。
そのまま少し時間をおくと、柔らかく、味もよくなるそう。

では
幸治さん、次のお店をお願いします。
次のお店は…
同じ天文館にある、創作和食のお店を紹介します。
創作和食と言っても堅い感じではなく、誰でも気軽に楽しめるいいお店ですよ。

次回は天文館の創作和食のお店に決定!
気軽にお料理を楽しめる、隠れ家的なお店だそう。
どんなお料理が出てくるのか楽しみですね!

肥後屋さん、ありがとうございました!


肥後屋
鹿児島県鹿児島市船津町3−9
TEL / FAX 099-224-4476


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